バーガー数の解釈
基礎理論読書会フォローアップ会で「バーガー数ってどう解釈するの?」 という話になった訳ですが. Pedlosky ではバーガー数が
と定義されていた訳です.
Introduction の段階で出てきたので簡単(?)な解釈ができないですかね, と.
目標は「成層の影響と回転の影響を表わす無次元数」っての. 以下の内容は私が勝手にあれこれしてた内容な訳です. ゼミとは無関係.
長さスケールの比で解釈すると.
Pedlosky では, ロスビーの変形半径
を定義して, バーガー数は
です. としていたのです. ロスビーの変形半径がどういうモノか, については地衡流調節の話をする事になりそう, なのでパス*1.
速さスケールの比として解釈
層内で, 流体粒子が重力(浮力)の影響を受けて落下する速度は概ね
となる. その一方で系の回転による速度ってのが
となる.そんな訳でバーガー数を速度の比でもって解釈できないかな, とか.
結局
どうするの, とか言えば時間切れでした. また明日暇があったら. Δρってそもそもなんでしょう, とか. 浮力振動数の話へ持って行った方が良いのかしら.
*1: しても良いけど, 第1章の話では無い気がするよ.