フォントの設定

Inconsolataというフォントがあります. 非常に綺麗で見易い等幅フォントです.Debian では ttf-Inconsolata としてパッケージになっています.

個人的に等幅フォント(=普段コンソールに使うフォント)に求める条件は

  • 数字の零と大文字のオー, 数値の壱と小文字のエル, t, v, w, y の区別がつきやすいこと.
  • バックスラッシュを円記号として表示しないこと.

なんかがあるわけです. Inconsolata はこの辺の欲求を綺麗に満たしてくれるので, 大変嬉しい限りです.

ですが, Inconsolata は基本英数フォントなので, 日本語部分は別のフォントで補うことになります. 折角少し細めの綺麗な等幅なので, 日本語も細ゴシック系の綺麗な等幅フォントで表示したいです.

そんな訳で, 愛用しているタイプラボの「アニトL-等幅教漢」で日本語を表示してみることにしました. ちなみにこのフォントはシェアウェアです.

そんな訳で ~/.fonts.conf の monospace の設定を以下の様に変更. 英数は Inconsolata で, 足りない所を Anito-L-Mono で補う形です.

<fontconfig>
<!-- section:disable bitmap:start -->
<match target="font">
 <edit mode="assign" name="embeddedbitmap">
   <bool>false</bool>
 </edit>
</match>
<!-- section:disable bitmap:end -->
<alias>
 <family>monospace</family>
 <prefer>
   <family>Inconsolata</family>
   <family>Anito-L-Mono</family>
 </prefer>
</alias>

fontconfig のマニュアルをきちんと読んでいないんですが, もしかしてコーディング範囲毎にフォントを指定したりできるのでしょうかねぇ.

いやあ, 綺麗です. 満足.

ついでに Terminal を mlterm から xfce4-terminal へのりかえ. uim の有効無効の切り替えがキーボードでできることを最近知ったので, 以前呟いていた「emacs -nw の時に uim-skk と ddskk がぶつかる!」って悩みも解決.